北総鉄道(本社:千葉県鎌ケ谷市、社長:持永 秀毅)では、2025年12月19日(金)10:00より、矢切駅(千葉県松戸市)において「異常時対応訓練」を実施しました。
この訓練は、事故や災害が発生した際における、お客様の安全確保や現場の復旧作業が迅速かつ適切に行えるよう、安全を最優先とした当社社員の対応力や技術力の向上を目的として、年末年始輸送安全総点検の期間中に実施しているものです。
なお、事故や災害の規模によっては、当社社員のみではお客様の避難誘導や救助が困難であることから、消防・警察との連携強化を目的に松戸市消防局、市川市消防局、千葉県松戸警察署と連携して訓練を行いました。
今回の訓練では、地下駅における火災発生時の対応力を一層強化するため、地下駅である矢切駅において『矢切駅1番線に到着した列車内において、「携帯品(モバイルバッテリー)から発火した」と、お客様本人から乗務員に通報があった。火は燃え広がり、負傷者が多数(重傷者4名、軽傷者7名)発生した。』との想定のもと、列車に乗車されているお客様の避難誘導を行うとともに、当社社員と消防・警察が連携して、お客様の救助を実施しました。
訓練には当社社員及び消防・警察の、総勢102名が参加しました。
訓練の詳細は下記のとおりです。

訓練の様子
| 「異常時対応訓練」の概要 | |
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| 日 時 | 2025年12月19日(金) 10:00~12:00 |
| 場 所 | 北総鉄道 矢切駅(千葉県松戸市下矢切120) |
| 参加者 |
北総鉄道社員 58名
松戸市消防局 26名
市川市消防局 7名
千葉県松戸警察署 11名
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| 訓練内容 |
①火災発生時における消防・警察との連携
②火災発生時におけるお客様の避難誘導
※乗務員・駅係員による避難通路を使用した避難誘導
③駅係員の防災監視盤取扱い(地下駅での火災対応)
④駅係員の空気呼吸器装着(地下駅での火災対応)
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