西白井駅にJRA競馬学校の常設展示スペースを開設!
2022年03月25日西白井駅
北総鉄道(本社:千葉県鎌ケ谷市、社長:室谷 正裕)では、2022年3月25日(金)に、JRA競馬学校様の全面的なご協力のもと、西白井駅構内に常設の展示スペースを開設します。
北総線西白井駅から徒歩20分の場所に、中央競馬会の騎手と厩務員を養成する学校、「JRA競馬学校」があります。1982(昭和57)年の開校以来、騎手課程からは武豊騎手など数多のJRAトップジョッキーを輩出するなど、次代のホースマンを育成しています。
折しも2022年3月25日から、西白井駅に「梨も騎手も育つ街」と云う副駅名称が設定されることになりました。これは駅が所在する白井市の特産品である「梨」と騎手を養成する「競馬学校」に因んだものであり、白井市で子ども達が梨や騎手のようにたくましく育ってほしいという願いが込められています。
当社ではこれを機に、白井と競馬学校とのつながり等を多くの方に広く知っていただくとともに、副駅名称に愛着をもっていただきたいと考え、JRA競馬学校のご協力のもと、西白井駅の改札内・外に競馬学校に関する常設展示スペースを開設することといたしました。
駅に設置する展示用のショーケースには、競馬学校の生徒が騎乗訓練等で使用した鞍や鞭などの馬装具、騎乗ヘルメット、ゴーグル、訓練服、ブーツ等の騎手装備品など、競馬学校よりご提供いただいた品がずらりと並びます。また、インフォメーションボードも設置し、競馬学校の情報を発信するほか、ショーケース内に設置したディスプレイ画面にて、競馬学校の紹介動画も放映します。
北総鉄道では、今後も地域社会との連携を強化するとともに、地域に親しまれる駅づくりを推進してまいります。
<JRA競馬学校について>
中山競馬場・白井分場所属の競走馬厩舎が、1978(昭和53)年に茨城県・美浦町の「美浦トレーニングセンター」へ移転。その跡地(現在地)に、中央競馬会の騎手養成を行っていた東京・世田谷の馬事公苑の分苑として発足。
当初は短期騎手講習会を中心に、中央競馬の騎手候補生の教育を行っていたが、その後、厩舎関係者の教育充実・強化を求める声に応じ、騎手課程・厩務員課程を備えた日本中央競馬会本部付属の「競馬学校」として1982(昭和57)年に開校。
敷地内には競馬場のコースさながらの1周1,400mと1,200mの走路、常時約170頭の教育用馬を収容する厩舎がある。
また、外国馬が検疫期間中でも調教が行えるよう、管理・防疫に万全を尽くした検疫馬房も備えた国際厩舎も完備している。
騎手課程の卒業生からは、第1期生の柴田善臣騎手を始め、武豊騎手、川田将雅騎手など、当代JRAトップジョッキーが名を連ねている。