北総鉄道50年史
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1944~1978第1部1979~19841984~1991第2部第3部第4部1991~20002001~20102010~2019第5部第6部第7部2019~ 現在 今回、北総鉄道株式会社から運賃改定の詳細が公表され、長年の懸念であった北総線の運賃値下げに、大きな一歩を刻んだことを大変喜ばしく、また、北総鉄道株式会社に対し、深く感謝申し上げます。運賃値下げの詳細内容を見ましても、これまで市で要望してきた通学定期運賃の大幅な値下げが実現されることとなり、子育て世代の一層の増加への呼び水となることを期待できる内容でございます。また、普通運賃に関しましても、現状、考えられる限りの最大限の運賃値下げをしていただいたものと認識しております。改めまして、今回の北総鉄道株式会社の大幅な運賃値下げへ向けた一連の取り組み及び御英断に対し、敬意と感謝を示すとともに、市といたしましても、北総鉄道株式会社と共同歩調で、一層の北総線沿線の活性化に取り組んでいく所存です。本日、11月19日に北総鉄道株式会社から運賃値下げの発表がありました。令和3年6月23日開催の株主総会での「運賃値下げの可能性の検討に着手」という表明から約5か月で運賃値下げの決定をされたことについて、早期の決断に感謝を申し上げます。また、子育て世代への経済的な負担となっていることから、これまで市が強く要望していた通学定期の大幅な値下げについて対応いただくとともに、普通運賃についても中距離を中心として値下げを判断いただいたことは、市民にとって利便性が高まるものと考えています。特に通学定期の大幅な値下げは、子育て世代のさらなる転入の創出や大学通学などをきっかけとした転出の抑制につながり、市が重点的に取り組んでいる戦略の1つである「若い世代の定住プロジェクト」を推進するにあたり、大きく寄与するものと認識しています。市としましては、これからも北総鉄道株式会社の経営を圧迫しない範囲でのさらなる値下げとともに、安全対策にも努めていただきたいと考えています。そのためにも、市においては、子育て世代を含むあらゆる世代に「白井市に住んでよかった」「白井市に住み続けたい」と思われるような施策を推進し、市の魅力を発信するとともに、白井駅、西白井駅周辺の活性化、さらには、千葉県や沿線市、北総鉄道株式会社と連携を深め、沿線の活性化に向けて取り組んでまいります。149(令和3年11月19日)印西市ホームページより(令和3年11月19日)白井市ホームページより第7部 沿線の皆様と共に 次の50年へ◉ 印西市 板倉正直市長のコメント◉ 白井市 笠井喜久雄市長のコメント

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